野川公園のおばあちゃん(ちょい怖度★★★☆☆)東京の心霊スポット



ストリートビュー
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8: 本当にあった怖い名無し[sage]
2009/06/10(水) 17:41:31 ID:RkvKyDm+O [1/2] AAS
昨晩久しぶりに、野川公園に散歩に行ってきた。時間は19時くらい
三鷹側の入口から川の流れている方の公園へ入って散歩した。
街灯も少なく木々が生い茂っていた為、目が慣れてくるまでは真暗だった。


川沿いにしばらく歩いて行くと南側の公園に繋がる橋が架かっていて
東八からの車のライトにうずくまる人影が見えた。
少し怖かったけど具合が悪くなってしまった人かもしれないし
自分も南園へ向かっていたので近づいて見ることにした。


9: 8-2[sage]
2009/06/10(水) 18:06:46 ID:RkvKyDm+O [2/2] AAS
南園へ繋がる橋への坂道を登っていくと
徐々にうずくまる人がはっきりと見えてきた。
うずくまる人影まで10メートルくらいの位置でそれはお婆さんだとわかった
少しビビりながらも近づいて行く
お婆さんまでの距離5メートルくらいの位置で、お婆さんがガタガタと震えているのがわかった。
これは大変だと思い駆け寄って声をかけてみた
「お婆ちゃん大丈夫?具合が悪いの?」
ガタガタと震えているだけで返事はない。
少し大きな声でまた呼び掛けてみる
「お婆ちゃん平気!?救急車よぼうか!?」
するとお婆さんは、俺の腕をガッとつかんで、絞りだすような声で
「……助けて………た…す…け………て………」
と必死に訴えてくる
その必死の形相は夢に出てきそうなくらいに恐ろしかった。
ビビりな俺はテンパってしまいどうすればいいかわからない
意味もなく「大丈夫だからね!大丈夫だからね!」などとただオロオロしていると
お婆さんが「…あし……あし……たすけて……」と言った
あし?と思いお婆さんの足に視線を移すと


10: 本当にあった怖い名無し[sage]
2009/06/10(水) 21:02:52 ID:JoN/6JlJO [1/1] AAS
>>9
wktk
続きまだぁ~?

11: 8-3[sage]
2009/06/11(木) 01:22:49 ID:OpJR+dL80 [1/4] AAS
遅くなりました… 仕事忙しくなってしまって申し訳ない(涙
急に福岡まで出張になってしまいまして…
  ~続き~
お婆さんの足へ視線を移すと…特に何もないような感じ
「足が痛いの?大丈夫?」とお婆さんに問いかけたりしつつ相変わらずオロオロしていると
お婆さんがこう言った
「掴まれてる」
ドキっとして再び足に視線を移してみるも、何も見えない
段々気味が悪くなってきた俺は、このまま少しお婆さんを放置して南園へ頼りになりそうな人を探しに行くとお婆さんに伝えて
ダッシュで現場を離れた
怖くて後ろを振り返りもせず一目散に南園へと向かう
12: 8-4[sage]
2009/06/11(木) 01:36:26 ID:OpJR+dL80 [2/4] AAS
南園へ行くと、ナイスタイミングと言わんばかりに、巡回中の警察官を発見
すぐに捕まえて、事の次第を話して、北園へと続く橋へ急いで戻る
すると驚いたことについ3分前までそこに居たお婆さんがいない
辺りを探してみたが、さっきのお婆さんらしき人は見当たらない。
その後は巡回中の警察官に詳しく説明して、散歩は中止。
家へ帰ることにした
家へ帰り汗でべっとりになったシャツを洗濯機へ放り込んで、シャワーを浴びていると不意にさっきまでの状況が頭に浮かんで怖くなり
さっさと部屋に戻って寝ることにした。
少し2ちゃんなんかを覗いていると、段々と眠たくなってきて、気がつけば夢の中だった
何時間くらい寝ただろうか、不意にドン!という音に目を覚ます
ドキドキしながら部屋の電気をつけてみるも何も無い
再び電気を消して横になろうとした瞬間、またドン!という音がした
恐怖MAXだったが再び電気をつけて部屋を見渡す
特に何も無いような気がするんだが、念のために玄関へ行き扉を開けてみる
何もいない
そして電気を消そうとした瞬間、ドン!ドン!
音のする方向がはっきりわかった
ベランダであった


13: 8-5[sage]
2009/06/11(木) 01:58:34 ID:OpJR+dL80 [3/4] AAS

明らかに俺の部屋のベランダから音が聞こえた
何かはわからないが恐怖で全身ガタガタ震えていた
しかし強盗なんかかもしれないし、確認はしないといけないなと思い
足音を殺して、玄関に置いてある金属バットを手に持ち、頭にはバイクのメットを被り完全武装してベランダへ向かう
ベランダの入り口へ行き、カーテンを捲ろうとカーテンに手をかけようとした瞬間、再びドン!と音がした
ほんの1メートル先に明らかに何かいる
それがわかった瞬間、カーテンがあけられない
チキンな俺は息を殺してただじっとするしか出来なかった
5分10分と過ぎただろうか、全身汗びっしょり、微動だにできないチキンな俺
するとベランダから声が聞こえてきた、「………いよ…」
ん?何か言ってるのか?
全神経を聴覚に集中してよく聞いてみる
「…寒いよ」
「…痛いよ」
「…寂しいよ」
もうね、頭がおかしくなりそうだった
さっきのお婆さんの声なんだよね
なんで家にくるかな?なんで俺なんだ?とか色々考えていると怖いとかじゃなくなって段々むかついてきた
そして俺は思い切ってカーテンを開けてベランダの戸をガシャー!と開けてみた
俺の部屋は3階、案の定そこにお婆さんの姿は無かった
フルフェイスをかぶって金属バットを持った俺だけが夜中のマンションのベランダに突っ立ってた
ボケーッと三鷹の街をしばらく見ていた
不意に足元に目を落とすと、見慣れないものがそこにはあった
それは靴だった、ボロボロで破けていた
明らかに今現在流通しているような靴ではなく、凄く昔の靴だった


14: 8-ラスト[sage]
2009/06/11(木) 02:16:25 ID:OpJR+dL80 [4/4] AAS
その日はとてもじゃないが怖くて一人では眠れないと思い
夜中ではあったが同じ町内の実家へ泊まりに行った
次の日の朝になるとオカンが俺の存在に気がついて
「珍しいわね、あんたが帰ってくるなんて」と呑気に言った
昨晩あった事をオカンに話すと
昨日ベランダにあった靴を見せろと言う
汚いし怖くて触ってないから、マンションのベランダにあると言うと
見たいから一緒にとりに行こうと言うことになった。
マンションについてベランダへ行くとやはりそこには昨日あった靴がある
オカンはかなりびっくりした表情をしてこう言った
「同じだ」
そういったオカンは台所へ行き、ビニール袋を持ってきてその靴を入れた
そして今から一緒に神社へ行ってお炊き上げしてもらう箱にこれを置きに行こうと言う
確かに昨日起きたことを考えればそれくらいの処置はした方がよさそうだなぁとついて行く
神社への道中にオカンが話してくれた
オカンも若い時に全く同じ体験をしたらしい
驚くことにオカンだけではなく、オカンの同級生や後輩までもが同じ体験をした事があるという
結果みな同じ様に庭先やベランダにボロボロの靴があったとの事。
気味が悪くて捨てる人や、俺達の様にお炊き上げしてもらう為に神社へもって行く人と様々だったらしい
悪質な悪戯なのか、それとも霊とかこの世の者ではない者の仕業かはわからないが、二度と体験したくない経験だった
文章も読みづらく、えらい長くなってしまって大変申し訳なかったです。
ただあまりにも気味が悪い体験だったので、書かせて頂きました。
御静聴感謝でしたノシ


15: 本当にあった怖い名無し[sage]
2009/06/11(木) 07:39:41 ID:pFaygci50 [1/2] AAS
オカルトっつーか、20年位前に原チャリの免許取りに試験場行ったら、
代書屋の前を通る度に声掛けられて怖かったな。最近は想言うの無くて
寂しいね。

16: 本当にあった怖い名無し[sage]
2009/06/11(木) 07:45:01 ID:pFaygci50 [2/2] AAS

野川公園じゃなくて、手前の規模の小さい方の公園の個室に入って扉を閉めたら、
その扉いっぱいにマジックで「この公園はハッテン場です」って書いてあって、
それが一番恐ろしかったかも。オカルトだね。

17: 本当にあった怖い名無し[sage]
2009/06/11(木) 22:04:45 ID:GejqBW1RO [1/1] AAS
野川公園近辺に不思議な話が多いのは、戦争が絡んでいるからなのかな?

( ´・ω・)<少し怖いお話ですが、おばあちゃんってのが自分的にはせつないですね。おばあちゃんっ子だったので、心霊に関係なくしんみりしてしまいます

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